そんなわけで、リサイクルショップで800円。AC電源&乾電池式を購入した。
シガレットソケットから変換プラグで電源を取ることも考えたが
発電をしていない状態、つまりエンジンをかけない状態でも
自在に音楽を聴けるように、あえて有限な乾電池での使用を選択した。
さて、久しぶりにカセットを聞いてみることにした。
操作することを考えて、ナビシートのヘッドレストから吊るしてみる。
「再生」と書かれたボタンを押して、さあ出発だ。
・・・・・あれ?
少しお見合いパーティーを聞いてみて、妙なことに気付いた。
曲のスピードが早い。早回しではなく、ほんのコンマ何秒か。
ボーカルの声も高いし、ユーロビートだと何を唄っているのかわからない。
電圧が安定しなくて、テープを回すモーターが若干早く稼働しているのか。
おかしいな。買う前にAC電源で聞いたときは、こんな事はなかったのに。
結局のところ乾電池の方はそういう事になる、ということしかわからなかった。
あー、そういえば。昔のカセットデッキって、そういうのが多かった気がする。
みんな当たり前と思って使っていたよな。うわ、すげえ物買っちまったなあ(笑)
てことは、電池が新しい頃は早くて、だんだん通常のスピードに戻って、
電池が消耗するとだんだん曲が遅くなる、というわけだな。わははは!
まあいい。どうせ嗜好品だし、これでしばらく遊んでみよう。